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消しゴム


ねぇ？君の事だから　僕が星になっても
心配ばかりしてるだろうな　今日は起きれたかな？って
ねぇ？君の事だから　今日が虹の日でも
『土砂降りだね』って笑うだろうな　一緒に濡れるならいいよって


いつも笑顔でおだやかにだなんて　ホントはただの絵空事だけど
この壊れそうな頭の中で君は　寂しく愛しく笑ってる


明日も僕ら　いつもと同じ地下鉄で待ち合わせ　手を繋げるよね？
ぼんやりしてる　君を見てるといつからか　何を想うか解るよ
曖昧の　裏側の夢を僕が膨らまさなきゃな


ねぇ？この窓から見える　君が描いた景色を
探しに行こうって約束したよね。いつか叶うかな・・・


時計の針が　カチカチなる様に何かが静かに響いて進んでいく
笑ったような君を見てると　いつからか心が壊れてしまいそうで
使いふるした消しゴムが　二人を紡ぐ記憶を一つ一つ消しさってく
心の中で燻った壁には　君だけがいつも描かれていたのに
静寂の裏側にある希望を　いつも持ち続けなきゃな


ねぇ？君の事だけは　僕の時がとまっても
いつまでも消えない絵の具で　描いておくから・・・