一握りの爆弾


こんなこと 珍しくはない
別に何かをぶちまけたいほど
疲れちゃいないし
嫌気もさしてはいないが
僕はタバコの煙の中で
そっと君を思い出す
君はタバコをの煙の中で
その姿を露にする
今夜もまたLonely Play
君が望なら さぁスイッチを入れるよ
君が操作する爆弾は
人を殺せはしないけど
君が思う以上の爆発で
君の内部で破裂する
暴発寸前の僕の脳裏に
生まれ来る後悔と死にいく快楽が交錯する
狂気に狂う君を想像して
僕は自ら爆発する
止められる術は今のトコロわからない。
ただ不思議なほどに嫌悪感に苛まれる       
この爆弾で何かが死んでる異に変わりはないから。
僕はタバコの煙を吐いて
そっと君を思い出す
君がいないと繰り返す現実をかき消すために