hero-Children2006-08-10

妄想満月


夜の公園で タバコをふかし
出会い頭の 君に恋する
隣のベンチに 君が座って
風が吹くたび 素敵な香り
外は満月 分別なんてのは 闇に塞がせて
君の心のすべての穢れを
教えて
君が飼ってる大型犬が 俺に吠えてる
何もしていないのに
朝が来たなら 目隠しをして 小さく話そう
君の肉体のすべての乱れを
教えて
男の方へ 君は駆けてく
彼氏なのかな?ただの友かな?
名も知らぬ君


今日は満月なのかはわからないが満月みたいだ。
雲がかかって不気味な感じでもある。
満月の夜は引力がどうとか、潮がどうとか
狼がどうとか、そんな事より
今の自分が変わってしまいそうだ。
とても悲しい話を聞いた。
僕がその人にしてあげられたコトはきっと何も
ない。
だからこの満月を見ると
妙に心がおかしくなってしまいそうなほど
何もできなかった自分に発狂してしまいそうで
考えないように今日もまた
Guitarを持って車に乗り人気のない駐車場に
たどり着いた。