寝床と人と偽物と


ここんとこベッドじゃなく布団を敷いて寝ている。
理由は特にないけどこれがなんか良いんだな。
例えるなら


災害で避難勧告が出たので近くの小学校に避難し
年よりの方々は
『こんなトコじゃ禄に寝れやしない』
と方々で嘆いてるが実は案外あっさり寝てるのをヨソに
久しぶりに入った小学校の体育館のバスケットゴール
がやけに低く、興奮してダンクをかましたいトコだけど
床にはそんなコトできるわけもないほど
皆不安と緊張を分かち合い慰めあうように
密集して寝てるから結局は何もできず
逆にゴールに手が届かず距離を感じるような
そんな感じだ(どんなだ)

さて
24日にMr.childrenの新曲【フェイク】
が発売された。
以前仲良くしていた親方は【偽物】を【見せ物】と言ってたが
あながち間違いではないなと思ったあの頃。
人は良く人間を『嘘のカタマリだ』と云うが
それについてトヤカク云うのはしんどいけど
『何が自分の真実だ?』
と考える事はたまにある。ある瞬間発した言葉。ある事に対して反応した言葉
それは相手により違ったり状況なんかで変わったりする。
それは嘘ではない。
何かな、何だろう。
良くはわからないけど、大人はどうにかして
そんな技術を身に付けるものだと思う。
上っ面の関係で誉めあい、分かりあった言葉を伝えあうのもフェイク。
否定はしない。必要なんだろう。
普段は気にならないそんなフェイクに気付いた時
偽物の自分の皮を剥ぎたくなるような衝動
たまにないかな?