hero-Children2007-06-11



ヒロ吉の 
『シネマ坊や』 



第21回
  大日本人

 『言いたい事はわかる』 


【内容】
ダウンタウン松本人志が、企画・初監督・主演を
務めて撮り上げた長編映画
映画配給会社の松竹とタッグを組み、映画製作に乗り出した
吉本興業の第1作目でもある本作は、松本自身の考える“ヒーロー像”
を描いた異色作。
脚本は松本の盟友で人気放送作家高須光聖との共同執筆。
出演は竹内力UA神木隆之介、後輩芸人でもある板尾創路
あくまでテレビの延長線上と位置づけ、面白さを追求するコンセプトで
撮られた松本ワールドに注目。  だってさ。


【感想】※ネタバレあり
この映画は松っちゃんファンとしては必見な映画である
と同時に『すべったのは観たくない』的な気分も同時にある。
映画を観た結論から言うとその心境は変わってない。
後部座席の女性(?)は終始笑ってた。
でも、初めて映画の途中で帰る人も観た。
そんな映画だ。極度な賛否両論なのかもしれない。
自分の感想はと云えば『ワカル』かな。
松っちゃんが描くHERO像はだいたい判ってるつもりだ。
ま、僕の描くのとは違うがすごく解る。
そのへんの描写はしっかり描かれてるのではないかな?
板尾が出たあたりはすごく笑った。場内も一番の盛り上がりだった。
この映画のコンセプトが『笑い』ならば成功ではないだろう。
笑ったのは3割ぐらいだし。
でもHERO=大日本人がコンセプトなのなら7割は通じた。
ただし最後の【実写】は意味が解らなかった。
そんなコトも含めこの映画の僕の評点は
星★★★★★☆☆☆☆☆ 5個です。
かなり観る人の感性による映画でしょう。
さて次はパイレーツオブカリビアンでも観るかな。