観戦記


あ、どうも。いんちき評論家の于吉です。

本日行われたボクシング世界戦【内藤vs亀田弟】
観戦記を偉そうに書いてみます。

仕事だったでリアルタイムでは見れなかったのですがね。
VTRでさらっと観戦。
意外だったのは亀田弟のファイトスタイル。
今までと変わらず…
実はもっとアウトボックスすると思った。
出入りの多いボクシングにより得意の左フックから活路を!
とはならなかったね。
内藤選手の持ち味はトリッキーなスタイルにある
らしいがそれもたしかだけどそれよりもその変則を活かせる
リーチの長さ=間合い
が一番特長というかやり辛さというか。
さらに意外に強打者。
亀田弟が手が出ない最大の理由はそこにあったような。
もともと手数が多い選手ではないしね。
ジリジリ詰め寄り射程圏内に入り早いフックからのコンビネーション。
もしくは射程圏内に入ると同時の右ストレート。
この武器だけでここまできた。んだよだぶん。
元世界チャンピオンで
【アンタッチャブル】
と表された川嶋選手は
『ボクシングは間合いのスポーツ』と断言する
そう言うように今回の試合はまさにその差ではないかと。
内藤選手は丁寧に距離を計りパンチを出し更に安全圏にいる。
詰め寄られればクリンチ。
左手で相手を抑えているようにしていたが
あれはもう少し頭の上から抑えたら注意されてたはず。
兄興毅のように出入りしながら距離を計る、
もしくは偶然(?)間合いが合った瞬間に手が出るなら…
さらに細かく分析すると歩幅が広い。
さらに、例えばパンチって片足が浮いている最中は出ないものです。
自分で実際に体感したらわかると思うけど
歩くように詰め寄る場合左右の足が交互に前に
出るから
もういいや。
なわけで、スキルには大差はないのでしょうが
やはり経験=いかに自分の間合いで戦うか
の差ではなかったでしょうか。
たしかに18歳にしてはすごいとは思います。
彼らの暴言や挑発。
それは良いと思います。
強ければ人気も出ましょう。
でも試合が終わり礼も出来ない彼らは
サミングや投げ飛ばしなどの反則を重ねた以上に醜い。