データによるとですね


雪ん子。ヒロ吉です。
この3日程雪がしとしと降っててせっかく乾いていた道路も雪道に。
といつも行きの話ばっかしてますけど。
ここんんとこ札幌市の積雪量データに気を惹かれてます。
この10年では、2001〜2002年の451cmが一番少ないシーズンだったようです。
2001年って〜と、平成13年か。H13〜14年。ふむふむ。
ちなみに昨シーズンは543cmです。今シーズンは昨日までで306cm。少ない。
と云ってもそう大差はないのだが、やはり『除雪』の頻度は少ないに越した
ことはないのである。なので雪が少ないのは大歓迎さ。
でもきっと最後にはそれなりに降ったなって事になるんだろうな。そんなもんだ。
こうしてデータなんかを見てると積み重ねってのは大事なんだと思う。


『出田君!!午後の会議資料はもう出来てるのかね!!』
『はっ部長。全部見直し更に最新のデータも加えましたので』
『よし。では其の資料を貸したまえ。確認しておく。今回の会議には
 我が部の明暗がかかってるんだ・・・』
『はっ。印刷しますか?それともデータで?』
『紙のほうが見やすいだろうが』
『はっ。しかし、会議資料はプロジェクターの方がわかりやすいとの
 データが出てます』
『それは聞く側の話だろ!!いいから印刷せんかい』
『はっ。カラーにしますか?白黒で?』
『そんなもんどっちでも良いわい!早くせんか』
『はっ。しかし社内データによりますと約80%を白黒で印刷してますので』
『じゃあ白黒で出せば良いだろ。早くしてくれ昼飯喰う時間が・・』
『はっ。お待ち下さい。』
・・・・・・・・・・・・・
『おいおい!出田君!!君はいったい印刷に何分掛けるつもりだね!?』
『はっ。部長それがですね、プリンターが壊れたようで・・』
『なにおぅ?じゃあ他のプリンターで出せばよかろう??』
『はっ。それがどのプリンターもダメなんですっ』
『なにぃ?どういう事だっ!!??』
『僕のデータによりますとたぶんネットワークが問題ではないかと?』
『ネットワーク?ようわからんが・・早く直して印刷せい!』
『はっ。・・しかし。』
『もう・・なんなんだ』
『その関連を直すデータを僕は持ってなくて・・・』
『じ、じゃあぁ解る奴を呼んでこいよ』
『はっ。それがですね、皆出ておりまして・・』
『しょうがないな。では直接データをよこせ』
『はっ。ではデータをCDに焼いてきます』
『はよせんかっ!!まったくこの男は・・・』
『部長っ!!!』
『おいおい今度はなんだ!!??』
『はっ。CDドライブを認識しないのですっ!!』
『なんじゃ・・そのドライブてのは?』
『はっ。分かりやすく云いますと・・・CDデータを認識してないのです』
『またデータか!!!ええい!どうしたら良いんだ??』
『はっ。僕のデータではCDに焼くのも不可能かと』
『ぐぅぅぅまったく使えない野郎だ・・・』
『はっ。部長!お言葉ですが使えないのは僕のせいではありません』
『わかっとるわいっ!しかし・・困ったな』
『部長!僕のPCをご覧になれば?』
『おぉぉそうか。簡単な方法があるじゃないか。どれどれ』
『・・・・・なんじゃこのマウス・・おかしいぞ』
『はっ。自分のマウスは左利きように設定してますので』
『なんだと〜まったく使い辛いな・・』
『はっ。すいません。たしかにデータでは左利きは約10%程度ですので』
『もうわかったわかった。でその資料はどこだ』
『データはそこのフォルダに入ってます』
『おうそうかそうか・・・どれどれ・・』
『おい・・・・出田君・・』
『はっ。部長なんでしょう?』
『君・・・この資料・・・』
『どこからっていうか何を元に作ったんだ??』
『はっ。いろいろなデータを元に・・』
『いろいろな何処だ?』
『はっ。私、個人のであります。』
『個人?どういうことだ?例えばこの日当り平均残業時間ってのは?』
『はっ。私のデータであります』
『お前の残業時間か?』
『はっ。データは私のであります。』
『じゃあ、この年当り有給消化日数とか遅刻早退数ってのは?』
『はっ。私のデータであります』
『お前一人のか?』
『はっ。私個人のデータであります』
『出田・・・・』
『はっ。私の・・・・ですが』


なんとか落とそうと思いましたが・・・落ちなかった。