hero-Children2012-01-10

旅立ち


先輩(?)友人(?)の札幌でのLAST LIVEが昨夜行われた。
この方は、音楽に関しては非凡な才能の持ち主であり40歳を越えてなお
夢を掴むため東京へと旅立つ。
彼との出会いはたしか5年程前になる。
LIVEに来てくれたのか、イベントで一緒だったかは忘れたけどその頃は
彼の音楽の才能に興味はなかった。というより気付いてなかった。
彼とは同じ野球チームでもあった。
とにかく全力でプレイする方であったが、5回終了時点でノーヒットの時
『駄目だ、全然体起きてねぇ』とぼやいていたのを思い出す。(草野球は7回まで)
そんな彼は、昔は相当なキレキャラだったらしく、トコロ構わずキレては怒鳴って
いたらしい。今の彼からは想像もつかないが、その話を聞いた時僕は
『キレたナイフだったんですね』と言ってしまったが、その時、彼の笑顔の
奥に見えた鋭い眼光を忘れない。
付き合いも続き、彼がプロデュースした曲を聴く機会があった。
それらはそのままCMで使われても違和感のないような曲であった。
僕には出来ないが、今はPCを駆使し実際に楽器を弾かなくても曲を作ってしまえる
のも彼の作品で知った。彼の才能を知った。
彼には弟がいる。
その弟とはある時期一緒に活動しており、僕の陳腐な詩に曲をつけてくれた。
その弟もまた才能あふれる男で、一昨年東京に旅立った。やはり音楽で生きていく
ために。
昨日のLIVEで僕が感じた事は重要ではない。
ただこの歳で夢を追う気持ちを持ち、それを実現できる勇気と環境に羨ましさと
妬ましさがあった。
どうか頑張ってもらいたいものだ。
そんな僕といえば、自分で描く情けない40才を迎えないために、ある決意をし
まもなく始動します。
何をするかって?
まぁ会ったときにでも聞いてください。