延期


石狩現場勤務期間が延期になった。
この現場には2009年10月からいる。丸3年。4年目だ。
22日より異動と言い渡されていたのだけど、山のような竣工図書作成を
考えれば、そんな旨い話は無いなと思っていたがやはり延期。
理由は
【新規物件の入札対応のため】と云うのだけど、結果的に業務は竣工図書作成を
がっちり任される結果になる。
竣工図書についての打ち合わせ時から解っていた事だが、
【これ誰やるのよ】と思っていた物件がまんまとワタクシの元に転がり込んだ。
要するに一番手が掛る業務だ。
この石狩の現場はほぼ着工時からいるので、3年も掛けて出来上がったのだから
思い入れもあるし、大変だったけど嫌な現場ではなかった。
良い上司も同僚もいた。
それが今年春から副所長が異動になり事態は変わった。
人も減り業務も増えってだけでしんどいのに、残った上司がこれまた困った奴
なのだ。
悪口を書いてもしょうがないので止めておく。
簡単に言うと【合わない奴】ってのは、どこにでも誰にでも居るのだ。
その存在が短期か長期かによって人生を大きく左右する。
一般的な企業の場合、上司はいつまでも上司だ。
止めない限り、例えば60歳まで続く。
しかし我々建設業で働く者は、ある意味恵まれているかもしれない。
その現場でだけ上司なのだ。
現場が異動になれば、上司も変わる。
例えば3年工期の現場の場合。あと20年のうちおよそ7現場で従事すると
考えると7回上司が変わる。上司が2〜3人とすると全部でおよそ21名。
●/21で【合わない奴】と当たるかどうか?
そう考えると、とんでもなく合わない上司でも、次の現場まで我慢すればよい
のだ と考えると少し気が楽になる。
二人きりで勤務する事もある。
このままじゃ嫌な状況のままだと、心に喝を入れ会話を試みる。
結果は思った通り不快になるだけ。
2年も掛けてここまで人に侮辱され続けた事はない。
心を強くするための試練なのだのだと何度思った事か。


こちらの非に気付く事も大切なのだろう。
忍耐力も増す事だろう
そう思ってあと1ヶ月半乗り越えてみます。


人生の心得
業務中の溜息と云うのは本当に周りの人を不快にします。