知ってても自慢にはならない 薀蓄【vol.4】


ペー 「かみさん!ちょっと腹が痛いなぁ・・」
パー子「いやっだぁぁぁあはははははは」
ぺー 「どっかに薬ないかい?」
パー子「ちょっとあはははははははは」
ペー 「今日は田中邦衛と三瓶の誕生日なんだよ」
パー子「ほんとぉぉあははははは」
ペー 「それより薬薬・・あ、正露丸があった」
パー子「あははははははは」
ペー 「この正露丸は元々【征露丸】って名前。日露戦争に勝った
    記念にそんな名前になったんだ。だから軍隊のラッパのマーク
    なんだよ。で、あのメロディーは軍隊の食事ラッパ」
パー子「いやっだちょっとあはははは」


ってことで再デザイン変更(^_^A PCのみですが・・意外と良いぞ(^_^)




story of 【no face】改訂版


彼が生まれたのは戦争で使用された枯葉剤がまかれたジャングルの近く。
彼がうまれた時彼は周りの子達とは違った。
彼には瞼も無い、鼻もない、唇も無い。だから表情がない。
彼は母親を幼くして亡くした。
彼は施設の中でいつも一人だった。
彼に話かける者は誰もいない。
彼は先生に布を被された。
彼はそれがひどく嫌だった。
彼は母に言われた。あなたは何も恥じることはないと。
彼を中傷する人は多かった。
彼が15の時、近くで血を流して倒れている人を
彼は助けようと近づいた。
彼にむかって、倒れている少年は『怪物に血を吸われる!』と言った
彼は周囲の大人たちに殴られた蹴られた
彼は2日倒れたままだった
彼はそれから人には近づかなくなった
彼は施設でいつも一人だった
彼は先生に言われた『外に出てはいけない』
彼は外に出なかった
彼は少しも自分の顔を恥じていなかった
彼は生まれてきた事と生んでもらったことを感謝していた。
彼はそうして生きていた
女はいつも街角にたっていた
女は花を売っている
女に声をかける客はだれもいない
女は目が見えない。でもいつも笑顔だった
女はいつも立っていた。
女はそうして生きていた。
女の声を聞くものはいない
女に立ち寄った男が
女に怒鳴った
女は倒れた、何も見えない。頭が温かい
女は血を流していた。
女は意識が薄れるのを感じる
彼はその光景を窓から見ていた
彼は女の元へ向う。
彼は女を助けた。抱き起こし血を拭い
女はありがとうと言った
彼は生まれて初めて感謝された
女は彼に花を渡した
彼は花を眺めた
彼は花を毎日買うようになる
彼は花を買ったあとは施設で殴られた
彼は目を盗んで花を買う
女は彼に会うのが楽しみになる
彼は会話がうまくできなかったが
彼は聞いた『光がほしいかいたいかい?』
女は答えた『そうね。でも・・』
男は初めて見られたくないと思った。
彼は毎日考えた生まれて一番
彼は女を愛していた
彼ははじめて恋をした
彼は自分の光をあげると言った
彼女はいらないと答えた
彼は女を誘い出した
彼と女は眠りについた
彼は彼女に光を与えた
彼は逃げた。誰にも気付かれず
彼は光を失った。
彼は一人泣いた。そして笑った。
彼に表情が戻った。
彼は薬を飲む。
彼の命は間もなく絶える。
女に大きな光が差した。
女は彼を捜した。
女は彼を求めた。
女は町で彼の写真を見た。
女は彼の死を知らない。
女はそれからまた光を失った。
女はいまも街角にたっている。
女は花を売っている。
男はそっと目を閉じた。


本当に大切なモノはナンだろう・・・・・・


と、暗くなっても何なんで最近のお気に入りを

ブリトニーです(^_^)