hero-Children2005-11-25

ヒロ吉の 
『シネマ坊や』 



第2回 宇宙戦争

 『家族愛>地球 or 家族愛<地球』 


ね?ちゃんとこういうのも見るんです(^_^)
僕はスピルバーグの映画で良かったなぁと思うのは
ジョーズぐらいなんですが、やはり僕はミーハー
なのか一応興行収入2億$を突破した大作??との
評判もあり見てみました。
『ちなみにこの映画は1953年にもバイロン・ハスキン
ジョージ・パルによって映画化された、H.Gウェルズ
の小説が原作ですね。』
しかし・・・やってしまったね。今回も。。。
(注:ネタばれになりますが)
この映画は、
①トムと離婚した相手が引き取った子供のファニング
 ともう一人の息子との親子関係修復
②地球征服をもくろむ宇宙人が仕込んでいたロボット(?)
 (トライボットって言う)に乗り込みもうなんだかわから
 ないうちに破壊の限りを尽くす脅威。
③本当の敵はナンなんだ?
④地球を守ってるのは?

が題材なんでしょうが、①〜④がまぁなんとも中途半端
でございます。
敵は科学を極めに極めたロボットのくせにあまり強さや
脅威を感じません。なんか電磁波(?)みたいなので
攻撃するし、普通に家に隠れてる奴は発見できないし。
すごさが伝わりません。
で親子関係も??ダコタ・ファニングにあんな役を
やらせてはいけませんよ。
もうただただ悲鳴を上げるだけ(*_*)
で、ほとんど上手く逃げるだけ・・・
親子関係修復って最後はやっぱり母さんかい!!
『I am sam』の時はかわいかったなぁ(^_^)
で、途中息子が決死の覚悟で軍隊に入る(?)と別れる
んですが最後にひょっこり母の実家にいたりして・・・
最後の感動はなかったなぁ。
途中、Tロビンスが出たときは一瞬ホっとした気分には
なりましたが、変な役だわトムに殺されるわ・・・
出なきゃよかったのに(*_*)
たぶん、途中暴徒と化す人間自体が敵であり、また
それでも最後に守ってくれるのは地球に昔から存在
する細菌やなんかである!!
なんて事を現したかったのかなぁ?
細菌にやられるかい?何万年も前から地球を観察し
科学の頂点を極めたような宇宙人が?
①〜④の中のどれかをもっと強調したら良かった
のになぁ・・・・


ってことでこの映画の評価は
★★★3個です。
僕はべつに批評家じゃないんだけどなぁ・・
素直に良かったよと書ける映画ないかしら?