幼き日記:no name


きょう、さとしくんと糸でんわでたくさんはなしました。
さとしくんはスノーボードってやつをサンタさんにたのんだんだって。
ぼくはよくわからなかったけど同じのをたのむことにしました。
なんかわからないけど、それがあるといろいろ都合が良いんだって
さとしくんが言ってました。
さとしくんがちょっぴりお兄ちゃんに思えたよ。
あとね、さいきんは女の子しか入れないおうちがあるから
つまんないってさとしくんが言ってたよ。
ぼくは、
『じゃあ男の子も入れるおうちをサンタさんにたのめばいいのに』
って思いました。
でも。
でもぼくは知ってるよ。ほんとはサンタさんなんかいないんだ。
おばあちゃんが言ってたもん。昔はいたけど今はいないんだよって。
今は誰もサンタさんに感謝しないからだって。
感謝ってよくわからないけど、ありがとうって言う事かなぁ?
じゃあ僕はちゃんと言えるからサンタさん来てくれるかな?
でも、ほしくないのをもらってもありがとうは言えないしなぁ。
じゃあ僕はおばあちゃんの目がよくなる薬がほしい。
そしたらちゃんとありがとうが言えるよ。
だからサンタさん来てくれるよね?
あとでママに聞いてみよう。
あ、さとしくんにも教えてあげなきゃ(^_^)