神様とマスターとSとM


【お客様は神様です】
と云う名の焼鳥屋がある。
雰囲気が良いのはマスターの人柄からだろうか。
かの長嶋監督は寿司屋の板前に向かって
『へい!シェフ』
と呼んだそうだが僕が長嶋監督のエピソードで
好きなのは鯖って漢字を
『魚偏にブルー』
と説明するあたりだ。
天才だ。
よし、今夜は魚偏にスノーのチリ鍋にしよう。


さて、そんなマスター自慢のジンギスカン
残念ながら外れであったがそれで良いのである。
不思議にも
『美味しくなくていいんだよ』
的な慈悲の気持ちになるのは
マスターの人柄故だろうか。
そんな中で生ビールを飲みつつ語り出した内容は
SとMについて。
よく、体はSで性格はMとか、
エッチだけはMとか言うけどどうもピンとこない。


おだ君はある女性に造ってもらったカレー蕎麦が
とにかく不味かったが、それを不味いと言わなかった。
そこで発言
『ほら、やっぱり性格はSじゃないんだよ。Sなら不味いって言うよ!』
すでに意味不明
さらには
『Sは攻めMは守りだぜ』などと嘘ぶく俺
『そういった性格で判断するもんじゃないしょ』
と道産子弁で締める相方
友達とその彼女を捕まえて『ねぇS?M?』
と聞き出すさとし。
もうまとまらない。


軽く調べると
SM=サド・マゾですね。
ちなみに
ON=王・長嶋
BI=馬場・猪木です。



さて、サド(フランスの作家の名)はサディズム
マゾ(オーストリアの作家マゾッホより)はマゾヒズム
辞書によるとサディズムはいじめる、マゾヒズムはいじめられる
事で【快楽を得る】となってます。
さらに括弧書きで(性的な)と書いてあるのだ。
一般にSMと聞くと特殊な性行為を想像するが
それはやはり正しくて、いじめる・いじめられる関係で
生まれる快楽についてそう云うのだろう。
だから、例えば性行為において、
相手を満足させる事に全力を注ぐのはSではないのだ。
と思う。
マグロ女はMも然り。


一種、暴力的な虐待的な要素が関係するんでしょうね。
しかしそう考えると精神的なSやMは存在するなぁ。
と何を真面目に語ってるんだ俺は。


結論:よくわからん


さ、MにSしよっと。
あ、真面目に仕事しよっとね。(うわ〜)