第一案


最近はまってる占いによると 今日も『ごめんなさい』
信じたくはないがGuitarを抱えて 懐かしのブルースを弾く
心にかかったモヤモヤが 煙草の煙と同調する
灰色の中に篭った幻影は 昨日までの僕と同化する  


窓を開けて見上げた空に輝く一億の星
そのひとつひとつが呼びかけている 
曇った灰色の空間に 流れ込む流星
心を開け放って受け止めるんだ 流れ込む流星


最近はまってる酒を飲んで 明日には『もうやめたい』
信じてくれないだろうけど 何回もバーボンを捨てた
頭を覆ったムカムカは 明日になれば晴れるかな?
暗闇の中に縛られた僕と 手を繋いで逃げ出して 


そっと目を開け見上げた空に泣きながら願った
そのひとつひとつの拙い思い
ほころびて空いた穴から 溢れ出る輝き
全てを破ってぶちまけるんだ 溢れ出る光


フェンスの隙間から あの公園にたどり着いて
枯葉の音をそっと聞いた 繰り返される瞬間を光の中で


心を開いて見上げた空に輝く一億の星
そのひとつひとつが呼びかけている 
曇った灰色の空間に 流れ込む流星
心を開け放って受け止めるんだ 流れ込む流星 溢れ出る流星


【流星/Four Dimensions】