第2-2案


はまってる 占いによると 今日も『ごめんなさい』
不機嫌なまま Guitarを抱えて 懐かしのブルースを弾く
心にかかった モヤモヤが煙草の 煙と同調し 変色していく
灰色の中に 篭った幻影は いつもの僕と同化する 繰り返し染まっていく  


窓を開けて見上げた 瞬く一億の星
そのひとつひとつが 呼びかけている 
灰色の心が 踊りだしている 
解き放って受け止めるんだ 流れ込む流星


飲みたくない 酒を飲んで 明日には『もうやめたい』
ふらふらのまま 禁酒を誓って 何回もバーボンを捨てた
頭を覆った ムカムカは明日に なれば晴れるのかな? 
暗闇の中に 縛られた僕と 今すぐ逃げ出してくれ この夜を消すために  


そっと目を開け見上げて 泣きながら祈った
そのひとつひとつの 拙い願いを
ほころびた心から 溢れ出る輝き
全てを破ってぶちまけるんだ 溢れ出る光を


フェンスの隙間から もれる風を頼りに あの公園にたどり着いた             
枯葉の音を 微かに聞いた 繰り返される瞬間を光の中で            
感じていけるんだ 歩み出せば                    


心を開いて見上げた 瞬く無数の星
そのひとつひとつが 呼びかけている 
曇った僕の空間が 何かを叫んでいる
解き放って受け止めるんだ 流れ込む流星 
限りなく溢れ出る 心の流星


【流星/Four Dimensions】

不評につき軽くシンプルにしてみました。