第三案


はまってる 占いによると 今日もまた『ごめんなさい』
不機嫌なまま Guitarを抱えて 懐かしのフレーズを弾く
心にかかった モヤモヤが錆びた 音色と同調し 変色していく
灰色の中に 篭った幻影は また僕と同化する


見つけだせないままの 自分自身を忘れてしまったけど
何かをしなきゃいられない


窓を開けて見上げた星のように 瞬く何かを感じる
そのひとつひとつが 僕に呼びかけている 
灰色に染まった心が 踊りだしている 
解き放って受け止めるんだ 流れ込む光を


飲みたくない 酒を飲んで 明日には『もう飲まない』
ふらふらのまま 禁酒を誓って 何回もバーボンを捨てた
頭を覆った ムカムカは明日に なれば晴れるのかな? 
暗闇の中に 縛られた僕は 明日には消えてくれるかな?  


ずっと投げ出したままの 未来への憧れはあるから
考えずにはいられない


そっと目を閉じ空を見上げて 泣きながら祈った
そのひとつひとつの 拙い願いを
ほころびた心から 溢れ出る輝き
全てを破ってぶちまけるんだ 溢れ出る光を


フェンスの隙間から もれる風を頼りに あの公園にたどり着いた             
枯葉の音を 微かに聞いた 繰り返される瞬間を光の中で            


心を開いて見上げた空に 瞬く無数の星
そのひとつひとつが 僕に呼びかけている 
僕の曇った空間が 何かを叫んでいる
解き放って受け止めるんだ 流れ込む光を 
限りなく溢れ出る 心の流星


【流星/Four Dimensions】

もうかなり混乱してきたぞ>さとし