第4案


信じてる占いによると 今日もまた『ごめんなさい』

不機嫌なままGuitarを抱えて 懐かしのフレーズを弾く


心にかかったモヤモヤが錆びた 音色と同調していく

灰色の中に篭った幻影は 僕と同化していく


見つけだせないままの 自分自身を忘れてしまったけど

何かをしなきゃいられない


窓を開け見上げた星のように 瞬くのを感じる

そのひとつひとつが 呼びかけている 

灰色に染まったこの心が 踊りだしている 

解き放って受け止めるんだ 流れ込む光を



止めてるはずの酒を飲んで 明日また『もう飲まない』

二日酔いでまた禁酒を誓って 何回もバーボンを捨てた

頭を覆ったムカムカは 明日になれば晴れるのかな? 

暗闇の中に縛られた現在は 明日になれば消えるかな?  


ずっと投げ出したままの 未来への憧れはあるから

悩まずにはいられない



目を閉じ見上げた空に 泣きながら祈った

そのひとつひとつの 拙い願いを

ほころび破れた心から 溢れ出る思い

全てを破ってぶちまけるんだ 溢れ出る光を



フェンスの隙間から 流れる風を頼りに あの公園にたどり着いた             

枯葉の音を 微かに聞いた 繰り返される瞬間を光の中で            



心を開いて見上げた空に 瞬く無数の星

そのひとつひとつが 僕に呼びかけている 

僕の曇った空間が 何かを叫んでいる

解き放って受け止めるんだ 流れ込む光を 

限りなく溢れる 心の流星




【流星/Four Dimensions】