時間遡行


ぱっとサイゼリヤ〜ちよしです。ミラノドリアがお勧めです。
夕刻よりY司宅に行く。
世界のですこ氏よりメールがあり
『Y司宅へいくのでそこもとも来たれよ』と言うのだ。
GuitarとBEERを持参し裏の団地のY司宅へ伺う。
入るとですこ氏ともう一人の男が来客中だった。
ですこ氏が『ジュミだよ』と言ったのは耳に入らず、俺は
先入観で大嫌いなS元だと思ってそっけなく『あ、どうも』
と応えた。2分後その男は『じゃ、俺行くわ』とY司宅を
後にしたのだが、再度確認したらS元じゃなくジュミだった。
先入観とは怖いものだ。って云うか似てるから悪いんだわな。
S元とジュミが。
序盤は小生の就職難民っぷりの会話に華が咲く。
Y司嫁のDSでの英会話レッスンがBGM代わりとなっていた。
18時30分から飲み始めた酒が廻りだした頃、ようやく僕が
持参したGuitarにですこ氏が反応してくれて演奏指南の時間
へと。いつみても彼の演奏には惚れ惚れする。
僕の演奏を見てですこ師匠が『おぉ巧くなった』とお褒めの
言葉を頂く。
『あれ?いつから始めたっけ?』
『へい。ちょうど2年になりやす』
『2年か・・3年じゃなくて良かったわ・・・』
結論から言うと経験2年程度にふさわしい腕前だと云うことだ。
そんな折、愛知より帰ってきた【ジェムロ・レ・コウジ】が
顔を出した。コウジことチャーマンはK-1のバンナそっくりなのだ。
ほんの少し前に札幌に帰ってからの彼の荒れっぷりを聞いていた
ので彼に悪態をつかぬまいと心に誓っていた。
Y司嫁のリクエストで【BLUE HEARTS】が流れる。
CDに乗せて耳コピ演奏が始まる(耳コピはもちろんですこ氏が)
俺が演奏しつつ盛り上がるですこ&Y司嫁。
ロックの素晴らしさを確認する。
ふと考えるとY司宅にこの3人が一同に会するのは久しぶりだ。
個別にはちょいちょい行くんだけどね。
そうなると会話は中学の頃の話となる。今回は更に小学校の
頃の僕らが出会った時期についての話が議論となった。
発情期の飼い猫がミャアミャア鳴く中僕らは酒を煽りつつ
時間遡行の旅に出ていた。
23時前、僕は用事のためY司宅を後にする。きっと彼らは
朝までその遡行の旅に出ているんだろうな。
26時。僕は自室にて一人旅に出た。夢の中に。