夢か現実か


現場監督をしてた頃のような垂直に近い崖を歩いている。
一度歩いたことがあるような記憶でぎりぎりのところを
歩くと斜め上に熊がいるのがわかった。
熊は俺を発見し降りてこようとする。
俺は何とかよじ登りながら熊をかわす。熊は足を滑らせ
谷底へ落ちていく。小さくなっていく熊を俺は観ながら
足の掛け場もないようなところから上に登ろうと手を
伸ばす。でも岩は崩れ身動きすらとれないんだ。
数分。考えて俺は飛んだ。諦めて飛んだ。大絶叫とともに。


母がびっくりして俺のところへきた。
久しぶりの叫びだった。しかも特大。近隣の住民の方々。
深夜にすいません。